中山七里の「御子柴シリーズ」6作品はどの順番で読めばいいの?
シリーズものって、読む順番により印象が違ってしまうので、読む順番はとても大切ですよね。
この記事では、中山七里の「弁護士・御子柴礼司」シリーズの読む順番をご紹介します。
現在、御子柴シリーズは、6作品発売しています。
この御子柴シリーズは、発売順に時系列になっているので、発売した順番に読むのがおすすめです。
特に一気読みがおすすめです。
★御子柴シリーズの読む順番(6作品)★
『贖罪の奏鳴曲(ソナタ)』→『追憶の夜想曲(ノクターン)』→『恩讐の鎮魂曲(レクイエム)』→『悪徳の輪舞曲(ロンド)』→『復讐の協奏曲(コンチェルト)』→『殺戮の狂詩曲(ラプソディ)』
御子柴シリーズでは、振り返りや過去の登場人物が出てきます。
「前作のあの人」とか「あの事案」とわかるほうが楽しめますよね。
また少しずつ御子柴礼司の子供の頃の話などが小出しに出てきて、人物についてわかってくるので、ぜひ順番に読んでいきましょう。
私は、2022年6月に御子柴シリーズをKindle Unlimitedで一気読みしました!
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中山七里「御子柴シリーズ」の読む順番とあらすじをご紹介
中山七里「御子柴シリーズ」は2023年7月現在、5作品発売されています。
発売順にご紹介します。
それぞれのあらすじをご紹介します。
2011年12月発売『贖罪の奏鳴曲(ソナタ)』のあらすじ
御子柴シリーズの1作目。
弁護士・御子柴礼司は、ある晩、記者の死体を遺棄した。死体を調べた警察は、御子柴に辿りつき事情を聴く。だが、彼には死亡推定時刻は法廷にいたという「鉄壁のアリバイ」があった――。
御子柴礼司が「死体を遺棄している」ところ始まる本作品。なかなか衝撃的なシーンから始まりますよね。
本作では、中山七里の小説を読んだことがある人ならご存知の「渡瀬刑事」が出てきます。
「御子柴シリーズ」は6作品ですが、「渡瀬シリーズ」は10作品あるので、これから読もうと思っている方は「御子柴シリーズ」からの方が手をつけやすいかと思います。
Kindle Unlimitedでは、毎月のように中山七里の小説が対象になっているので毎月楽しみにしています!
2013年11月発売『追憶の夜想曲(ノクターン)』のあらすじ
御子柴シリーズの2作目。
少年犯罪の過去を持つ、「悪辣弁護士」御子柴礼司が甦った! 岬検事との法廷対決の行方は?豪腕ながらも、依頼人に高額報酬を要求する“悪辣弁護士”御子柴礼司(みこしばれいじ)は、夫殺しの容疑で懲役十六年の判決を受けた主婦の弁護を突如、希望する。対する検事は因縁の相手、岬恭平(みさききょうへい)。御子柴は、なぜ主婦の弁護をしたのか? そして第二審の判断は……
なぜ御子柴礼司は、お金持ちでもない「ただの主婦」の弁護を希望して、引き受けたのか?
本当に犯人なのか?何を隠しているのか?匂わせる文が多く散りばめられています。
そのおかげで、「わかってしまう部分」は多いです。
わかった上で物語を追うのも楽しいですし、「分からなかった部分」ももちろんあったので、楽しめました。
2016年3月発売『恩讐の鎮魂曲レクイエム)』のあらすじ
御子柴シリーズの3作目。
恩師と向き合う悪徳弁護士・御子柴礼司。「贖罪」の意味を改めて問う、感涙のリーガル・サスペンス。少年時代の凶悪犯罪が暴露され、悪評が拡散する弁護士・御子柴。勝率九割の敏 腕も依頼者が激減、事務所移転を余儀なくされた。そんなとき少年院時代の教官が殺人容疑で逮捕され、御子柴は恩師の弁護を力尽くでもぎ取る。罪を自ら認める教官だったが、御子柴の弁護法廷は驚愕の展開に!
本作では、御子柴礼司は、自分を変えてくれた「恩師」を弁護することになります。
とても苦しい事件でした。
2018年3月発売『悪徳の輪舞曲(ロンド)』のあらすじ
御子柴シリーズの4作目。
報酬のためには手段を選ばない悪徳弁護士・御子柴礼司の前に、妹・梓が三十年ぶりに現れる。梓の依頼は、旦那殺しの容疑で逮捕されたという母・郁美の弁護だ。悪名高き〈死体配達人〉が実母を担当すると聞き動揺する検察側。母子二代に渡る殺人の系譜は存在するのか? 「御子柴弁護士」シリーズの最高傑作。
本作では、御子柴礼司の実の母親を弁護することになります。
本作は結構終盤までミスリードされてしまいました。
2020年11月発売『復讐の協奏曲(コンチェルト)』のあらすじ
御子柴シリーズの5作目。
三十年前に少女を惨殺した過去を持つ弁護士・御子柴礼司。
事務所に〈この国のジャスティス〉と名乗る者の呼びかけに応じた八百人以上からの懲戒請求書が届く。
処理に忙殺されるなか事務員の洋子は、外資系コンサルタント・知原と夕食をともに。
翌朝、知原は遺体で見つかり、凶器に残った指紋から洋子が殺人容疑で逮捕された。
弁護人を引き受けた御子柴は、洋子が自身と同じ地域出身であることを知り…….。
2作目以降、「知り合い」の弁護をしてきましたが、本作も、御子柴礼司の事務所の事務員「洋子」の弁護を引き受けることになります。
中山七里「御子柴シリーズ」は発売した順番に読むのがおすすめ
ここまで、御子柴シリーズの読む順番とそれぞれのあらすじをご紹介してきました。
シリーズものは、読む順番はとても大切です。
「御子柴シリーズ」は、ぜひ発売順に一気読みしましょう。
一気に読むことで、前作との関連などが出てくるので、より楽しく読むことができます!
★御子柴シリーズの読む順番(6作品)★
『贖罪の奏鳴曲(ソナタ)』→『追憶の夜想曲(ノクターン)』→『恩讐の鎮魂曲(レクイエム)』→『悪徳の輪舞曲(ロンド)』→『復讐の協奏曲(コンチェルト)』→『殺戮の狂詩曲(ラプソディ)』
「御子柴シリーズ」以外!中山七里のおすすめ本
本記事では、御子柴シリーズの読む順番をご紹介しました。
御子柴シリーズ以外は、「護られなかった者たちへ」をおすすめします。
初めて中山七里の作品を読んだのが「護られなかった者たちへ」でした。
悲しく、苦しく、考えさせられるお話でした。
中山七里の作品は多く出版されていますので、これからたくさん読んでいきたいと思います。
渡瀬シリーズも一気にKindle Unlimitedで読めることを期待しています!
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コメント
こんばんは。
「贖罪の奏鳴曲」読みましたよ。
面白かったです。
人間の罪に正面から挑んでいる作風が印象的でした。
そのうえラストは本当に驚きましたよ。
このシリーズはすべて読みました。
本当に素晴らしいと思います。
「護られなかった者たちへ」もいい作品だと思いますよ。