こんにちは。なつころです。
この記事では、ITパスポート試験を受けようか迷っている人、ITパスポートを受けようと思っている人に向けて、試験概要や難易度・合格率から取得のメリットなどをかんたんに解説していきます。
ITパスポートの公式ページは情報量が多くてちょっと・・・
となっている人に向けて、簡単にまとめてお伝えします。
おすすめの資格なので、ぜひどのような資格か理解して、ささっと勉強してITパスポート資格を取りましょう
ITパスポートとは？簡単に！
ITパスポートは、基礎的なIT知識を学べるおすすめの国家資格であり、いつでも・どこでも・誰でも簡単に取得できる国家資格です。
■どこでも：試験会場は47都道府県、１００カ所以上
■誰でも：職種や学歴、年齢や性別などの受験資格が一切なく、誰でも受験可能
■簡単に：合格率は50%以上。きちんと効率よく勉強すれば簡単に受かる試験です。
ここから、もう少し詳しく説明していきます。
ITパスポート試験とは
ITパスポート試験は、情報処理推進機構（IPA）というところが実施し、経済産業省が認定する国家資格です。
ITパスポート試験は、以下のように定義されています。
ITパスポート試験とは、ITを利活用するすべての社会人・学生が備えておくべきITに関する基礎的な知識が証明できる国家試験
引用：ITパスポート公式HP
つまり、この資格を持っていると、「ITに関する基礎的な知識を持っている」と国が認めてくれたことになります。
今この時代、ITは欠かせないものになっているので、取得しておいて損はないですね！
ITパスポートの受験資格・受験日程
ITパスポート試験は、年齢や学歴・職歴などの受験資格は一切ありません。
誰でも受験可能です！
試験は47都道府県の１００カ所以上で行われているため、行きやすい会場を自分で選択することができます。
また、場所にもよりますが、毎日のように午前・午後の時間帯に分けて実施されているので、計画的に受験することができます。
ITパスポート資格取得のメリット
ITパスポートのメリットは、３つあります。
１．ITの基礎的な知識、社会人の基礎知識を身につけることができる
２．就職に有利になる場合もある
３．上位資格「基本情報処理技術者」取得の足がかりになる
「国家資格」であるというのも大きなポイントですね！
メリット①ITの基礎的な知識、社会人の基礎知識を取得できる
そのままですが、ITに関する基礎的な知識を身につけることができます。
今や、どの業種でも、どの職種でもITを利用します。
ITパスポートでITに関する知識をつけることで、様々な役立つ機会があります。
また、ITとは一見関係なさそうな、「財務関係」や「法律関係」のことや「経営戦略」のことなども学ぶことができます。
社会人としての知っておくとよいことがたくさん詰まっていますので、大変おすすめな資格です。
例えば、IT用語ではないですが、BPRやBPM、BCPやBCMなどのビジネス用語？の意味などを問われたりします。
■参考
【BPR？BPM？】それぞれの意味と違い、覚え方を分かりやすく簡単に解説
【BCP？BCM？】それぞれの意味と違い、覚え方を分かりやすく簡単に解説
メリット②就職に有利になる場合もある
就職に有利か？と言われると企業によっても異なりますが、どの企業もITに強い人材を求める傾向にありますので、アピールに使うことはできます。
また、大手企業においても、ITパスポートの取得を推奨しています。
推奨するということは、「ぜひ身につけて欲しい」と考えていることになりますので、持っていることは有利に働くと言えます。
メリット③上位資格「基本情報処理技術者」取得の足がかりになる
ITパスポートで基礎を固め、その上位資格である基本情報処理技術者を取得する足がかりにすることができます。
どのような勉強においても、基礎を学ばないと、いきなり応用編は難しいですよね。
IT関連を学ぶための最も基礎的な資格です。
これからIT関連を学んでいきたいと考えている人は、ぜひ取得してステップアップしていきましょう。
ITパスポート試験の概要
| 項目 | 内容 |
| 実施時期 | 開催場所により異なる。週1−4日 |
| 場所 | 47都道府県 100カ所以上 |
| 受験料 | 5,700円（2022年4月より7,500円） |
| 試験形式 | CBT方式（コンピュータ使用） |
| 試験時間 | 120分 |
| 出題数 | 100問 |
| 出題形式 | 四肢択一式 |
| 合格基準 | ①全体で60%以上正解 ②各分野でそれぞれ30%以上正解 ・ストラテジ系分野 ・マネジメント系分野 ・テクノロジ系分野 |
ITパスポート試験の合格率・難易度
合格率は、56.2％（社会人61.6％、学生42.6％）と非常に高く受かりやすい試験と言えます。
２人に１人は受かる試験ですので、難易度は低めです。
※2021年4月〜8月累計
ITパスポート試験のおすすめの勉強方法
難易度が低めと言っても何も勉強せずに受かるほど簡単ではありません。
2人に1人は落ちるわけだしね・・・
ただしっかり基本を押さえて勉強すれば、短期間で合格することができます。
私はITについては、未経験の初心者ですが１ヶ月で合格することができました。
その勉強方法や使った参考書を以下の記事でまとめています。
そもそも「参考書は必要か？」ということについては、以下の記事にまとめています。
参考書を購入した方がいい人、購入しなくてもいい人もまとめていますので、迷っている方はぜひ読んでみてください。
ITパスポートは比較的かんたんに取得できる国家資格なので、おすすめの資格です。
ぜひ資格取得して、ITの基礎知識を身につけましょう。
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